新卒の就活の進め方は?20卒21卒
就活は順調ですか?
もし「違う業界も見たい」「受ける企業が少なくなってきた」
「就活のやり方がいまいちよくわかっていない」と言う学生さん向けの記事です。
初歩的な内容ですが随時記載していきますので目を通してみてください。
就活の進め方
まず、就活の進め方です。
どの媒体・サービスを使っているか面接で聞くのですが
サイトや媒体を複数駆使している学生ほど面接でしっかり話せる印象です。
私が学生の時、就活初期はナビサイトのみの利用でしたが、
その後エージェントとオファー型イベントを活用しました。
特にエージェント を利用し始めたときに内定が一気に増えました。
*ナビサイト*
リクナビ、マイナビ、キャリタス就活、マスナビ、ONE CAREER、パッションナビなど
大手ナビサイトは有名なので説明は割愛します。最近は特化型のナビサイトが増えたので「ベンチャー+ナビサイト」などキーワードを入れて検索するといろいろヒットしますね。
*逆オファー型イベント・サイト*
逆オファー型は企業からスカウトを受けて選考が進むスカウト選考型のサイト・就職イベントです。
1:逆求人
経営者・採用担当者と1対1で会話する就活イベント”逆求人フェスティバル”に参加することで
あなたのプロフィールに興味を持った企業と面談することが可能です。
2:ジョブラス
3:OfferBox
エージェント
新卒紹介エージェントを利用するのはオススメです。
なぜなら、サービスの利用無料、ES添削・面接練習ができる、対面で就活相談ができる、ウェブテスト対策ができるなどメリットが多いからです。デメリットと言えば、対面面談が必要なことや地方だとサポートしてもらえない地域があることですかね。
私は学生時代に新卒の人材紹介を行うベンチャー(当時)で働いていました。学生を登録会に誘導する電話をかけたり、登録会に参加した学生がどのように企業を紹介され、就職が決まるのかを間近で見ていました。あなたの特性やいかせるスキルに合った企業をエージェントから提案してもらえると視野が広がり自分では検索していなかったタイプの企業を見つけるきっかけにもなります。ベンチャーでインターンしている時に、当初と違う業界に就職する学生を多く見かけたことから自身の就活でも活用していました。
オススメのエージェントをいくつか紹介します。エージェントの登録、利用は全て無料です。
エージェントは相性もあるのでいくつか申し込んでみて、あなたに合ったエージェントを見つけて活用するのが大切です。
1:キャリアパーク就職エージェント
■向いている学生■
・1社目の内定が早くほしい
・面接フィードバックがほしい
・自分に合った企業がわからない
・短縮選考ルートに乗りたい など
就活は1社内定が出るとなんとなくコツも掴めるようになりますが、その1社の内定が出るまで「何を改善したらいいかわからない」と言う学生さんも多いです。
面接のフィードバックやES添削などはエージェントを利用することで社会人目線でのブラッシュアップが可能です。登録も利用も無料なので使ってみてどんな案件があるか見てみるのがオススメです。
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【公式】キャリアパーク就職エージェント | 就活生の3人に1人が使う新卒紹介サービス
2: アスリートエージェント
■向いている学生■
・体育会系出身、スポーツ経験者で20卒、21卒の就活生
体育会系出身者に特化したエージェントは珍しいので紹介します。
体育会系人材がほしい企業は多いのですが、競技に打ち込んでいたアスリートにとって
履歴書の作成や面接のマナーは事前情報として持っている方が少ないみたいです。
アスリートエージェントではアスリート人材向けの研修教材や入社後のフォローなど
スポーツに打ち込んできた方専用のフォロー体制が整っています。
また、部活が忙しい場合でも大丈夫です。
先方が近くまで来て対面での面談を設定してくれるのでとてもいいサービスだと思います。
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3:Job Spring (ジョブスプリング)
■向いている学生■
・面談をしっかりした上で自分に合う企業を選んでほしい学生
・紹介社数より合う企業を見つけたい学生
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4:Meets Company(ミーツカンパニー)
■向いている学生■
・企業と近い距離で話したい学生
・他の業界も見てみたい学生
Meets Companyは就活のマッチングイベントです。
就活生の5人に1人が利用しているイベントで、イベント参加後は書類の添削やフィードバックもしてもらえます。
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【公式】就活生の5人に1人が利用するMeetsCompany
番外編
1:digmee
LINEで就活ができるサービスです。
特徴は
①LINE で手軽に会社を検索&応募が可能
②企業人事と直接面談をすることが可能
③複数の企業の選考パス付与が可能 の3点です。
LINEで就活できると空き時間や移動時間に簡単に企業検索と応募ができるので
就活が面倒くさい、億劫だなと感じた時に使ってみてください。
2:Matcher(マッチャー)
■向いている学生■
・OBOG訪問をしたい学生
会いたい社会人のお願いを聞くことで就活相談に乗ってもらえるサービスです。
地方の学生だとOBOG訪問をするのが難しい場合もありますよね。
そんな時にはMatcherを使うといいと思います。
(どの社会人に会うかで時間を有意義に使えるかどうかはもちろん変わります。)
3:openwork(オープンワーク)
オープンワークは企業の口コミが見れるサイトです。
働いていた社員の声が書き込まれているので、登録をして企業の実情を垣間見ることができます。
業界研究
業界研究のやり方で悩んでいる学生さんが多いのですが、
メジャーな就活サイトにやり方が載っているのでまずはそちらを見てみましょう。
例えば、マイナビの業界研究ページは興味のある職種や業界を見つけたらそのままエントリーができるので便利です。
受ける業界を広げたい時や、面接でのエピソードで話す内容を悩んでいる方は業界研究ページに目を通すことをお勧めします。
なぜなら「どんなエピソードがこの業界で活躍できるイメージを与えられるか」のヒントが業界研究ページに載っているからです。
有料サービスの利用について
私が就活していた時にも有料サービスを行っている方がいました。
個人の自由なので使うのも使わないのもご自由に、と思いますが有料サービスを使ったからといって絶対受かるわけではないのです。
当たり前のことですが、そこだけは知っておいてください。
まとめ
コロナの影響もあって今就活をしている学生は大変なことも多いと思います。
私が就活していた時も同じような状況で、震災の年でした。
辛いこと苦しいこともあると思いますが、うまく気分転換をしながら就活していくことで面接がうまくなったり内定がもらえたりと結果につながります。
周りの大人や友達に手伝ってもらいながら、あなたが就活を終えたらぜひ周りの人にお礼を伝えたり、今度は就活生の相談に乗ってあげてくださいね。
Q:業界は絞ったほうがいいの? <新卒採用面接のQ&A>
こんにちは。3月ももう中盤ですね。
新卒採用の説明選考会に参加してくれた学生さんを対象にフィードバックを行なっています。
説明選考会で最後の10分間を就活質問タイムを設けています。
そこでよくもらう質問について解説していきます。
Q: 業界は絞ったほうがいいの?
A:絞っても絞らなくてもいいですが、「なぜその業界なのか」を答えるのが大事です。
オススメしているのは、複数の業界を見た上で希望業界に行きたい理由を語る方法。
「物流業界を目指しています」と言う学生さんに「なぜ物流業界を志望していますか?」と聞くと「業界に惹かれた理由」「その企業に行きたい理由」などを答える学生が多いです。
それももちろん大切ですが、企業側の目線でみると
「入社後、物流業界以外に惹かれることもありえるかもしれない」
「業界に惹かれた理由が仕事で達成できない場合入社後すぐ辞めるかもしれない」
などといったことを考えます。
ですので、他業種多業界を見た上で他社/他業界と比較した上でこういう点で物流業界を志望していますと言われると聞いていてわかりやすいです。
質問に対する意図を考慮して面接に望めると、あらかじめ準備していなかった問いに対しても対応することができるようになります。
「この質問の意図はなんだろう?」
そういった意識を持って面接に望んでみてくださいね。
新卒・中途の面接で聞かれること
こんにちは。
コロナの影響で時間ができたので
新卒・中途採用についてDMで聞かれることをブログにまとめることにしました。
あくまでも私個人の意見なので、参考程度の読み物としてどうぞ。
人事業務について
私は現在40人程度のベンチャー企業で新卒・中途の採用担当をしています。
と言っても人事総務労務新規事業と色々担当しているので、人事専門で長年担当されてる方と少し意見が違うこともあります。
年間採用予算100万円で採用活動をしています。※新卒中途の合計予算
人事・経営者の方なら予算感伝わると思いますが年間予算100万円ってめっちゃ少ないんですよ。
エージェントは使わず、というか使えないので
毎年100万円でどの媒体を使って学生を集めるかを一人で考えて採用業務を行っています。
それで年間4−6名ぐらいの採用をしています。
面談人数は年間100名くらいです。
面接で聞かれることの意図
面接で聞かれることをよく質問されますが、私は基本的にこんなふうに考えて面接をしています。
人が仕事を辞めたいと感じるのは
・仕事内容
・人間関係
・お金 のどれかに不都合が生じた時。
なので、この3つの要素をもとに双方(求職者側と企業側)で合うと感じた方を採用する。
新しくもなんともない普通のことですが、面接に来る方でこの要素をしっかり把握して来社する方は少ないです。
仕事内容が
人間関係
お金だと企業側の提示する年収と求職者の求める年収が合うかどうかです。
余談ですが、企業側の求める人物像と求職者のスペック(スペックという表現は好きではないですが)が合わないと落ちることが多いです。
企業側にとってハイスペックすぎると思われると落ちることもあります。
人事側は欲しい人材には内定出しますが、その中でも入社してくれそうな人かどうかは見ています。ハイスペックすぎると入社可能性が低いと判断されて書類で落ちるなんてこともあるんです。
面接はマッチングが大事なので企業側と求職者側双方から「この人/企業は合うかどうか」を確かめる場です。
話を戻します。
・仕事内容
・人間関係
・お金
この3要素を満たしているかどうかを確認するために面接での確認項目を設けています。
0:清潔感、一般的なビジネスマナー
1:カルチャーフィットするかどうか
2:入社後の活躍期待度
3:メンタルの強さ
4:仕事タイプ
※追記・修正していくことを想定して書いています。
0:清潔感、一般的なビジネスマナー
0は基礎中の基礎ですが、これがない人は新卒中途問わずいるんですよね。
入室した瞬間の清潔感がないと大きくマイナスです。
また、優秀でも一般的なマナーがないと私は落とします。
清潔感、一般的なビジネスマナーに関する質問をするなら
「簡単に自己紹介をしてください」
メールの返信マナー
仕草 を見ています。
1:カルチャーフィットするかどうか
カルチャーフィットは大切です。
ここは人間関係構築に関わる部分なので、入社後のギャップがあると離職につながると判断します。
例えば、普段から物静かな方が体育会系の社風の会社に入ると、合わない気がしますよね。
カルチャーフィットに関する質問をするなら
「現職の職場の雰囲気はどんな感じですか」
「弊社に対してどのようなイメージをお持ちですか」と言ったことを聞きます。
2:入社後の活躍期待度
新卒だとポテンシャル採用だと言われますが、自己PRがうまい学生もいれば事故PRしてくる学生もいます。
「ビジネス目線で活躍できるエピソードを選ぶ」のが新卒だと重要です。
中途だと、現職と入社したい企業で業種や職種が違うこともありますよね。
その場合も現職で培ったスキルや経験で入社希望企業でいかせる部分を抽出して
それを因数分解して話せる人が強いです。
意外に多いのが、経歴自慢に留まってしまう方と話がわかりづらい方。
人事側は時間がないと深掘りの質問ができない場合もありますので、面接する側につたわる、つまり初対面の高校生にすんなり理解されるような話し方やエピソードがいいと思います。
入社後の活躍期待度に関する質問をするなら
「現職で培ったスキルについて教えてください」
「弊社に入社したらどのようなポジションで活躍できると考えていますか」と言ったことを聞きます。
3:メンタルの強さ
仕事は基本的に理不尽で泥臭いものだと思っています。業界イメージが華やかでも地味なことをコツコツできる人が結局強いです。
結果が出る、もしくは活躍するまでに時間がかかってもめげずに努力ができるかを面接で確かめたいです。
メンタルの強さに関する質問をするなら
「挫折体験について教えてください」
「結果が出ない時の対応方法や工夫があれば教えてください」
と言ったことを聞きます。
4:仕事タイプ
仕事タイプは
・着手が早くてミスもするタイプ(走りながら修正していく)
・着手は遅いがミスも少ないタイプ のようにざっくりした特徴をとらえるために見ています。
これは社内の業務完成度や着手スピードなど社内の業務バランスが崩れるのを防ぐためです。
仕事タイプ以外にも、性格や性別などをいくつかのタイプ別に分けて最適なバランスになるように採用する人材を決めています。
仕事タイプに関する質問をするなら
「現在の仕事の進め方と理想の仕事の進め方について教えてください」
「パフォーマンスが最大限発揮できる環境があるとしたらどのような環境ですか」
と言ったことを聞きます。
<まとめ>面接で聞かれること
基本的な質問はこちら。
・自己紹介をお願いします
・強み、弱みはありますか。それはどんな点ですか
・自己PRをお願いします
・就活/転職の軸について教えてください
・弊社を志望した理由はなんですか
・挫折経験はありますか
先ほど解説した要素に対する確認の質問はこちら。
「現職の職場の雰囲気はどんな感じですか」
「弊社に対してどのようなイメージをお持ちですか」
「現職で培ったスキルについて教えてください」
「弊社に入社したらどのようなポジションで活躍できると考えていますか」
「結果が出ない時の対応方法や工夫があれば教えてください」
「現在の仕事の進め方と理想の仕事の進め方について教えてください」
「パフォーマンスが最大限発揮できる環境があるとしたらどのような環境ですか」
最後に
面接で聞かれること、それに対する回答の明確な答えはありません。
ただ質問の意図がわからないと落ちます。
面接は会話なので面接官との会話のキャッチボールをしながら進めていくのがおすすめです。